情報セキュリティの主な特性として、3つの特性があります。
機密性
機密性とは、ある情報資産へのアクセスを許可された者(権限者)と許可されていない者(無権限者)を明確に区別し、権限者だけが許可された範囲内で活動(読み込み・書き込み・実行など)をできるようにする特性。
完全性
完全性とは、データの正当性・正確性・網羅性・一貫性を維持する特性。
完全性が確保されていないシステムでは、処理結果に矛盾や異常などが発生するため、システムとして成り立たない。
可用性
可用性とは、情報システムが必要なときに、いつでも正常なサービスを提供できる状態を維持する特性。
可用性が低いシステムとは頻繁にシステムダウンが発生したり、レスポンスが遅かったり、使用に耐えないものを指す。