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SMTPの脆弱性

SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)の脆弱性について述べる。

 

脆弱性1】

メール送信にあたってユーザを認証する仕組みがない。

 

脆弱性によって想定されるリスク

⇒スパムの踏み台になる。

 

●対策案

 ・SMTP-AUTHを使用

 ・POP Before SMTPを使用

 ・発信元アドレス(ドメイン名)による制御

 ・投稿用ポート(Submission:587/TCP)とSMTP-AUTHを使用し、投稿と配送を分離

 ・SMTP over TLS(SMTPS:465/TCP)を使用

 

脆弱性2】

送信データ(メール)が平文でネットワークを流れる。

 

脆弱性によって想定されるリスク

⇒パケット盗聴による情報漏洩。

 

●対策案

 ・Submission over TLS(587/TCP)を使用

 ・SMTP over TLS(SMTPS:465/TCP)を使用

 ・メール暗号化ツール(PGPS/MIMEなど)を使用